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『宮廷女官 チャングムの誓い』2007/12/8(土)PM4:30~ 日生劇場 [演劇のこと]

イープラスで割引チケットが出ていましたので、観に行ってきました。
テレビドラマは長すぎてたまに見る程度でしたので、ストーリーも良く把握して
いないため、テレビと舞台の詳細の比較は出来ませんのでゴメンナサイ。
しかも、役名が…似たり寄ったりでわからないーっ。

【キャスト】
ソ・ジャングム:菊川 怜  子供時代(Wキャスト):渡邉ひかる、谷下空蘭
ハン尚宮(サングン):波乃 久里子
チェ尚宮(サングン):多岐川裕美
チョン最高尚宮(チェゴサングン):前田 美波里
ミン・ジョンホ:山口 馬木也
チェ・グミョン:貴城 けい
カン・ドック:佐藤 輝
カン・ドックの妻:角替 和枝
ユン・ヨンノ:石橋 奈美  
イ・ヨンセン:有坂 来瞳
ヨンシン女官長:駒塚 由衣
ほか

【スタッフ】
韓国MBC・PMC制作 ミュージカル「大長今」より

監修:元生 茂樹
脚本:今井 豊茂
演出:西川 信廣


全52話を3時間あまりでまとめているので、端折る、端折る。
済州島に流されてからのやりとりは、なんと1場で終了です。
次の場ではチャングムは既に医女になっていました。

もともと、ミュージカル作品だったらしいのですが、何故こんなまったりした
ストレートプレイにしたのでしょうか。
一場、一場の間の暗転がね。比較的スムーズだったとはいえ、どうも眠気が。
観劇しながら、あっ、ここでチャングム一曲、ジョンホさまのソロ…尚宮達の三
重唱とか思ってましたもの。

菊川@チャングム。この方の演技が上手いと思ったことは申し訳ないのですが
一度も無く…。台詞も棒読みだし。毎日飲む牛乳にヒ素が入っていたために中
宗の体調が優れなかった事を解明する場面では、台詞が飛んでしまったらしく、
聞いているこっちは訳分からず。まぁ、声の通りが良かったのが救いでしょう
か。

波乃@ハンサングン。しっかりした演技の型を持った女優さんでありますが…
テレビのイメージが強いのでちょっと年齢オーバーな感じも拭えず。済州島に
向かう途中の休憩中に、命を落とすという設定になっていました。これで出番
は終了かと思いきや、二幕は亡霊として何度も登場(^^)

多岐川@チェサングン。途中、台詞が飛びました。動揺が伝わってきてしまっ
てドキドキしてしまいました。宿命に翻弄される女性として丁寧に描かれてい
て、テレビではあまり気にも留めていなかったチェ一族にえらく同情。嫌われ
者の設定なのにね。

貴城@クミョン。台詞回しが宝塚の男役さんだぁ。チャングムに向けられた刃
を代わりに受け、クミョンは想い人ジョンホの腕の中で最期を迎える。なんだ
か『レ・ミッズ』のエポニーヌのような薄幸の役だわ。

前田@チェゴサングン。こちらはテレビよりも若いイメージです。やっぱり華
のある女優さんだなぁとシミジミ。懐の深いチェゴサングンさまを演じていら
っしゃいました。

山口@ジョンホ。とび蹴りも披露しちゃいます。好きな役者さんなのでなんか
観ているだけで嬉しい。とても凛々しいジョンホさまでした。
でもさぁ、あのベタなラストシーンはどうよ。
チャングムと明の国に向かうのは良いけど、流れ星は要らないでしょう。二
人が乗った船が一度袖に消えていくのかと思いきやまたセンターに戻ってく
るし…。もしかして、ジョンホさまは船が漕げなくて、グルグル回っちゃってい
るという訳ではないですよね。

佐藤@カン・ドック、角替@その妻は舞台が殺伐としている中、とても楽しま
せてくれました。佐藤さん、相変わらずフットワーク良いし。この二人はナイ
スキャスティング!!

石橋@ヨンノと有坂@ヨンセン…キャラが逆のような気がずーーっとしてまし
た。

ちなみに中宗には、外山誠二さん。テレビでは結構好きだったんだなぁ、中宗。
女官試験に合格し里帰りしていたチャングムを、たまたまお忍びで店に来てい
た中宗が見初めたというエピソードはテレビにはあったのかなぁ。別にこんな
伏線無くてもチャングムに惹かれたという事は、誠意を持って病を治したり、
民のために働いたりしている姿を見ていれば自然に湧き出るものとして描いて
も良かったような気がします。

園岡新太郎さんはチェ・パンスル役で出演。台詞の話し方ですぐに分かりまし
たよ。実に悪人が良く似合います(褒め言葉です)。


やっぱりねぇー、ミュージカルの方がいいよ。華やかだし。
来日しないかなぁ。



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きゃゃゃーっ、内野さんで『私生活』上演!! [演劇のこと]

何気なく見ていたNHKの番組。シアタークリエオープンまでのメイキング。
杮落とし公演の稽古シーンなんぞが見れて嬉しいぞ…と得した気分になっていたら、
な、なんと2008年10月に内野聖陽出演、ノエル・カワード原作、ジョン・ケアード演出
で「私生活」(プライベート・ライブズ)が上演予定ですって。
チラシ作成の様子が流れてました。
他のキャストは寺島しのぶ、橋本じゅん、中嶋朋子。

楽しみ、楽しみ。
私のクリエデビューはこの作品かもーっ。

『レベッカ』は非常に微妙。
キャストは良いのだが。うううーん。


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『欲望という名の電車』2007/11/17(土)PM6:00~ 東京グローブ座 [演劇のこと]

篠井英介、北村有起哉、小島聖、伊達暁、明星真由美、菅原永二、押田健史、Takuya、

永島克、鈴木慶一

 

観終わった後・・・喋りたくない芝居。
気分が落ち込んでいるときに観たら、それはそれは打ちのめされるだろう。

でも、また観たくなる。
麻薬のような作品。

 

スタンリーといえば北村和夫!!…と言っても過言ではないのだが、今回は同じ役を

その息子が演じる。

彼は、今までのスタンレーというイメージを変えてくれました。
労働者階級だし、軍隊出なのでがっしりとたくましい身体というのが定番だったので
すが、有起哉さんは細身の体型。それに合わせて、本能のままに生きているスタンリ
ーの繊細な部分が浮き立っていたような気がします。暴力を振るった後、ステラとお

互いを求め合う場面が実に良かったのよ。
スタンレーがブランチに取った行動( 「最初からこうなることに決まっていた」とブ
ランチを辱める場面に集約されるのか?)は、愛するステラとまだ見ぬ子を守るため
の防衛本能なのかな。


ステラ(ブランチの妹)は本当に出来たお嬢さんだ。お姉さんとスタンレーとの間で
上手く振る舞っていたと思う。同じくらい愛していたんだよね~。
小島さん…笑顔が可愛い女優さんでした。

スタンリー家の大家の妻、ユーニスを演じた明星さん。すごく懐の大きな奥さんを演
じていました。好きだわ、こういう人。
これからもステラをよろしく頼みますって感じ。

 

ミッチ役の伊達さん。いままで演じられていた田中哲司さんが好きだったので、つい
比べちゃうんだけど…。今まで女の人ときちんと付き合ったことが無いという感じが、
ダイレクトに伝わってきて、こっちまでドキドキ。
でもその後の展開を知っているだけに、二人の楽しそうな場面が実に辛くて。他の人
から見たら何でも無いようなシーンでつい涙していました。
ブランチの顔にライトを浴びせる場面はもちろん号泣…。

篠井ブランチ…席が前方だったということもあって、その仕草や表情が見れて幸せ。
狂気と正常の紙一重の部分が胸に迫りっぱなしで参った。
トランクからスタンリーに荷物をぶちまけられ、大切な手紙を開封されそうになる
シーンとか、新聞購読料の集金に来た若者を誘惑するシーンとか、ゾクゾクです。


医者と物売りは死神の象徴として描かれているというのもパンフレットを読んで改め
て、納得。
今まで、黒いドレスばかり着ていたブランチが最後のシーンだけ白いドレスになる。
その対比もまた憎い。

 

パンフレットによれば篠井さんがブランチを演じるのは今回で封印なのだそうだ。
実に惜しい気もするが、引き際を見極めるのも勇気がいること。
これから更に続く篠井×鈴勝シリーズに期待しよう。
(次回作は三島由起夫の『サド侯爵夫人』だもの。全キャスト男性だって♪)


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『さらば、わが愛 覇王別姫』舞台化!! [演劇のこと]

今朝、友人からのメールをもらって…びっくりしました。

チェン・カイコー監督、レスリー・チャン主演の映画『さらば、わが愛 覇王別姫』が
蜷川幸雄さんによって舞台化されるそうです。
主演は東山紀之さん、音楽は宮川彬良さん、脚本は岸田理生さんです。

レスリーが自らの命を絶ってから、未だに彼の出演している映画や音楽を一切聞
くことが出来ないでいます。
もちろん『さらば、わが愛 覇王別姫』もそうです。
聞かなくても映像や音楽は鮮明に蘇ってくるのですが…。
神奈川県民ホールでは12月に「覇王別姫芸術展」がレスリー・チャンのファンによ
る国際連盟RED MISSION 日本支部によって予定されています。
これも何かの縁かもしれませんね。
そろそろ、気持ちを落ち着かせて新たな一歩を踏み出しなさいという事なのでしょう
か。

舞台の方は、
公演期間は2008年3月9日~31日…これまた年度末の忙しい時に(T_T)
会場はシアター・コクーン
共演は小摟に遠藤憲一さん(おおーーーっ、良いねぇ)、菊仙には木村佳乃(んー、
微妙っす。)他。

詳しくは、こちら ↓ のBunkamuraのサイトをご覧になってくださいまし。
http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/shosai_08_haou.html

子供時代のエピソードもちゃんとあるのかしら。いや、あって欲しい。無いと話に奥行
きが無くなってしまいますわ。京劇のシーンは日本語に訳さないでもらいたいし、あと
…書き出したらキリが無いので大人しくしていようっと。

しかし、蜷川さんは実にエネルギッシュにお仕事をしていますね。
『ガラスの仮面』やシェイクスピアシリーズもあるのでしょうに…(@_@)


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蜷川『オセロー』2007/10/8(月・祝)PM1:00~ 彩の国さいたま芸術劇場  [演劇のこと]

彩の国さいたま芸術劇場大ホール

【キャスト】
オセロー:吉田鋼太郎
デズデモーナ:蒼井優
イアゴー:高橋洋
エミリア:馬渕英俚可
ロダリーゴー:鈴木豊
キャシオー:山口馬木也
ブランバンジョー:壤晴彦 他

一幕二幕ともに1時間50分、休憩15分の長丁場。平日7時開演の方は終電が気に
なりますね。頑張って下さい。

そして、劇場に着いたらまず行うことは…ロビーで次回作『リア王』のチケット取りをし
ましょう。
開演前に予約して、幕間に受け取るというスタイル現金のみですのでご注意を。
でも、私はギリギリに到着してしまったので買う時間がありませんでした。そうと知って
いれば。うううっ、悔しい~。

パンフレットは1500円。定番の形です。他にはTシャツ(レディス)S、M、L、。黒、ワイ
ンの2色展開で2,200円、ポスター1,500円、そしてこの作品ならではの商品は…イチ
ゴの刺繍入りのハンカチ(実用的にタオル地で、レース付)700円。

さてさて、肝心の舞台のほうはと言いますと。実にオーソドックスに作られていたと思い
ます。舞台美術も階段がメインとなり、無駄なものを取り去った感じ。蜷川芝居でお馴
染みの客席通路を使うことも最低限。

オセローを演じた吉田鋼太郎さんがスキンヘッドに均整の取れた体躯(筋肉だらけとい
うわけではありません。適度な筋肉と脂肪があるんです♪)でひとり輝いていました。オン
ステージ状態です。久し振りにオセローの存在感を感じた舞台でした。
デズデモーナに見せる無邪気な微笑みと嫉妬に狂った対照的な姿のギャップに…クラ
クラしちゃいますわ。吉田さん最高~♪
惜しむらくは声の調子がどうもいまいちだったように感じたことかな。まだ始まったばか
りなのに大丈夫なのでしょうか。階段の上り下りもご苦労様でした。役者さんは本当に
体力勝負ですね。

蒼井優さんのデズデモーナ。顔が小さいっ、首が長い…足の指も長い…で、やっぱり可
愛い~っ。でも吉田オセローとの絡みはちょっと援助交際みたいに見えるけど(^_^)
歌声も綺麗だったし、透明感もあるんだけど、いかんせん…舞台慣れしてないんですよ
ね。台詞も一本調子になっちゃう事が多かったし、もう少し立ち振る舞いにも気を配らな
いと。柳の歌を歌う前後の演技はとても良いなぁ~と思ったのですが、声が小さくて台詞
が聞き取れなかったです(脳内で戯曲を思い出すように頑張ったけど、限界が…)。
舞台にもっともっと立ってくださいね~。『フラガール』の舞台版には出るのかな??

イアゴーを演じた高橋洋さん。パッと見、悪人面ではありません。家族や先生の前では
優等生なのに、実は…みたいな現代的イアゴーを演じていました。私としては悪巧みを
考えている時の目がもう少し鋭い方が好みですけどね。彼も時々台詞回しが一本調子
になっちゃうのが残念。冒頭のロダリーゴとのヒソヒソ話は本当に小声で…聞こえずら
いし。でも、大健闘していました。何だかんだ書きながらも、次回作が楽しみ♪

馬淵さんのエミリアは伏兵で…終盤もらい泣きしちゃったわ。

鈴木@ロダリーゴ。最後までイアゴーに振り回されてしまったお気の毒な彼。鈴木さん
って結構いろいろな役が出来る器用な方だと思う。ちょっと気になってます。

山口@キャシオー。背が高くてなかなか格好良い方だ。台詞回しも悪くない。彼の出演
していた『蜘蛛女のキス』…観に行っておけば良かったと激しく後悔。『ハムレット』のホ
レイショーなんて似合いそうなんだけど。

ブラバンジョーを演じる壤さん。出番は少ないけれど、印象に残ります。やっぱり声が
素敵(#^.^#)
もっと、壤さんがたくさん出てくる作品が観たい~!!

さて、また原作を読み直してみようかな。舞台を思い出して。

あっ、そういえばロビーで萩原聖人さんを見たような気がします。
それから、劇場併設の稽古場では蜷川さんの次回作『カリギュラ』がお稽古中みたいで
した。舞台衣装が運ばれていくのが見れました。ちょびっと得した気分。


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『ヴェニスの商人』2007/9/15(土)PM1:00~ 天王洲銀河劇場 [演劇のこと]

RSCのグレゴリー・ドーラン演出とあって楽しみにしていました。
キャストは市村さん以外はオーディションだったのだそうですよ。

《CAST》
シャイロック:市村正親
バサーニオ:藤原竜也
ポーシャ:寺島しのぶ
ジェシカ京野ことみ
ネリッサ:佐藤仁美
ヴェニスの公爵:団時朗
アントーニオ:西岡徳馬

サレーリオ:廣田高志
ランスロット・ゴボー:大川浩樹
グラシアーノ:小林正寛
ロレンゾー:横田栄司
デュバル:樋浦勉
ヴェニスの貴族:加門良
ソラーニオ:鈴村近雄

ポーシャの侍女 他:椿真由美・遠藤好・菅原さおり
リオナード、従者、看守 他:今奈良孝行
従者、役人 他:樋口浩二・佐川和正
バルサザー、役人 他:藤沼剛
ステファノー、役人 他:豊田茂

(ネタバレの部分がありますので、これから観劇予定の方はご注意下さい)

切符もぎりのお姉さんや劇場内案内のお姉さんが微妙にコスプレしてる。
ロビーに上がると…ヴェネチアのカーニバルイメージしているのか、仮面をつけた
ドレス姿の人やミュージシャンが練り歩いていました。雰囲気は劇団四季の『夢から
醒めた夢』みたい~。当然観客は立ち止まり写メを撮ったりしているし、劇場の大き
な柱が災いして微妙にロビーは狭くなっていたので、時間ギリギリで入場し、パンフ
レットを買って3階まで上がらなければいけない身としては…ちょっと辛いのでありま
した。仮装した方は、2階や3階にもきちんと上がってきてくれたようで(数名ですが)、
1階に降りていく姿を目撃しました。

その仮装していた人が舞台に次々と現れて、3本の木が”キ”という合言葉?でいそ
いそと引っ込み…自然な?雰囲気で幕開き。
 
全体的には、シャイロックのみに焦点があてられている訳ではなく、若者達の恋も平
行して非常にバランスの良い作りになっていたと思いますが、やはり、最後に残るの
は…シャイロックに対しての何ともやりきれない思い。
この公演の後、『ウエストサイド物語』を続けて観て…「差別」というのが今日のテーマ
なのかしら?と。

市村@シャイロック。出番はそんなに多くは無いけれど、彼の口から発せられる台詞
とその声はどの場面をとっても印象的でした。
判決の後、落ちていたナイフ(アントーニオの肉を切り取ろうと用意していた)を拾った
時には自害してしまいそうなほどの気迫を感じました。
しかし、可愛がっていた娘には財産持ち逃げ(ちょっとニュアンスがちがうか…)される
わ、借金も返してもらえない上に財産没収、最大の屈辱として改宗まで命じられるとは
…踏んだり蹴ったりだわ。
シャイロック役は初めてということでしたが、四季在団中は日下さんの持ち役だったの
で、演じさせてもらえなかったのね…。でも、退団後初めての舞台『横澤版ヴェニスの
商人~おちも堕ちたり』でシャイロック演じてませんでしたか?あれは…シャイロック風
だったから除外?
1幕は、デュバルとシャイロックの二人が舞台奥に消えて行くという、絵画のような場面
で終了。は、拍手が起きない…。

西岡@アントーニオ。実は…好きな役者さんなんです~、西岡さん♪のっけから女装を
見せてくれます。そして、藤原@バサーニオが好きで好きでたまらないという雰囲気が
そこはかとなく漂っているし…(もっと漂ってもいいぞーっ)。すっかり腐女子モードです
(苦笑)。惜しむは・・・裁判クライマックス。シャイロックに心臓を切り取られそうになる
場面で、シャツの脱ぎっぷりが少し足りぬ。

藤原@バサーニオ…借金しまくりの遊び人に感じてしまう役なんだよなぁ~。アントー
ニオからの借金も初めてじゃないみたいに思えるし。でも、猫のようにゴロゴロと甘え
られちゃうと、アントーニオの懐も緩んじゃうのね。小悪魔め(笑)。見終わってから、
もう一度原作を読み直してみたら、通常はバサーニオとアントーニオの台詞の中で
「友情」と訳される事が多い部分が、今回は「愛」という言葉に置き換わっていたみた
い。アントーニオの頬にチューーーーーッとする場面もありました。
1幕は原作と順番が違っていました。例えば…以下の場面。
モロッコ大公とポーシャの最初のやりとりは飛ばされ、いきなりランスロットのシーンに。
更に老ゴボーとのやりとりは全部カットされていたのに、なかなかモロッコ大公が出て
こないので、どうしたのかと焦ってました。
その理由は、大公が出て来て分かりました。藤原君がポーシャの婚約者候補(モロッ
コ大公とアラゴン大公)2役を演じていたからなのねー。その関係で、場面の入替があ
ったのね。ふんふん。藤原君は全3役を楽しそうに演じていました。でも、アントーニオ
役の髪型はもう少しこざっぱりした方がいいかな。あと、多少お太りになりました?顎
のラインがいくらかふっくらしたみたい。

寺島@ポーシャはもう少し声量が欲しい気もするけれど、台詞回しは上手かったなぁ~。
でも、藤原君と並ぶととても姉さん女房に見えちゃいますねぇ(髪型のせいもあるのか
な?髪は下ろしていたほうが似合うみたい)。バサーニオの性格から言ったら、その方
が上手くいくのかも。

京野@ジェシカ…ラストシーンで、シャイロックの遺産は全てロレンゾーとジェシカのもの
に!という証文を受け取る彼女。皆がめでたし、めでたし…ともろ手を上げて喜んでいる
中、ひとり何も語らず舞台袖に静かに消えていったのがとても印象的。彼女にとってシャ
イロックは父親ということに変わりは無いのよね。ううっ。

佐藤@ネリッサは、裁判時の髭が可愛かった。ポーシャとお揃いなのね。前に出すぎる
ことも無く、かといって目立たぬ訳ではなく…良いポジションでそつなく演じられていました。

こじんまりとしていましたが、ベニスの雰囲気が良く出ていたセットで、3階から観ていた
お陰で?、床の色と照明がとても綺麗でした。あまりに気に入ってしまったので、アンケ
ートにも書いてしまったわ~。

微妙にグッズも充実。
パンフレット1,500円、トートバッグ紺(不織布)300円、Tシャツ黒・白(3つの箱に書か
れている文がプリント)2,000円、A4クリアファイル350円、携帯ストラップ1,300円、
ポスター(チラシと同柄)1,000円。


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子供の…『夏の夜の夢』録画予約失敗(T_T) [演劇のこと]

あー、またやってしまいました。

子供のためのシェイクスピア『夏の夜の夢』が21日深夜(つまり
22日の0:05~2:30)NHKBS2で放送されたのに~
日付を間違えてしまって、録画出来ていませんでした。

福井さんがぁぁぁぁ、山崎さんがぁぁぁぁ。
すっごいショックです。
ひたすら再放送を祈るのみです。

最近、こんなミスが連発でちょっと凹んでしまいます。

素直にGコードを利用したほうがいいのかなぁ~。でも、それで予約
するとほんの少し長めに録画されて、余分なものが入ってしまったり
するのが嫌なんですよぉ。


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蜷川『オセロー』特番オンエア! [演劇のこと]

10月4日(木)~さいたま芸術劇場で上演される
蜷川『オセロー』の特番がオンエアされるみたいです。
視聴出来る地域の皆様…要チェックですぅ~。

テレビ朝日

9月17日(月・祝)午前10時30分~11時25分

蜷川幸雄・蒼井優
『ヴェネツィアを楽しむ裏ガイド~水の都に隠されたミステリーを追え~』

んー?吉田鋼太郎さんや高橋洋さんは出ないのかしら。
まぁ、優ちゃんの方が映像的には良いのでしょうが(^_^;)
せめて舞台稽古の様子とかが放送されたら良いなぁ。
(淡い期待♪)

『ヴェニスの商人』の雰囲気もちょっと味わえるのかな???

※9月19日追記
録画するのを忘れないようにとここに書いておいたのに…基本的な部分で
録画に失敗しました。
何故、私はNHKなんぞを予約してしまったのでしょう(泣)
大リーグなんて見たくないよぉぉぉ~(T_T)

さて、本題。
『オセロー』は埼玉公演の後は名古屋に参ります。
そんな訳で、メ~テレ(名古屋テレビ)でも特番の放送が決定したそうです。
(公式ブログより)
メ~テレ(可愛い愛称だ♪)が受信出来る地域の方、要チェックですよーっ。

10月8日(月・祝)
午前10時30分~11時25分

で、本日予約していた『オセロー』のチケットが届いたのですが…後方端っこ
の席だったのでちょっと悲しかったです。
見切れが無い事を祈ろう。


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『氷屋来たる』2007/7/7(土)PM1:00~ 新国立劇場小劇場 [演劇のこと]

アメリカの偉大なる劇作家、ユージン・オニール原作。
栗山民也氏が、7年余りの新国立劇場の演劇芸術監督最後に選んだ作品である。

登場するのはベテラン俳優ばかり。しかも、3名の娼婦役の女性意外は全員男性。
常に10人ほどが舞台上に居るにもかかわらず、小劇場の奥行きのある舞台は
狭さを感じない。本物の酒場が目の前にあるかの様だ。
美術は島次郎さん。良い雰囲気を醸し出している。

登場人物の殆んどは人生の落伍者と言うべき行き場のない酔っ払いたち。
そこに1年に一度現れるのが市村さん演じる花形職業セールスマンのヒッキー。
明らかに一人だけまとっている雰囲気が異なり、異質な存在。
彼らの夢にちょっかいを出し、"真の心の平和"=現実を見よ!と説く彼(ここが
イエスのような印象を持った)だったが、この年はちょっと違っていたのだ。
それが明かされる2幕の市村さんの長台詞は凄かった。ちょっと彼の『エクウス』
が観たいなーと思ったりして。

木場勝己さん演じる元アナキスト、ラリーが良い!
そして、それに絡む岡本くんがまた良い。ヒッキーにではなく、ラリーに現実を突き
つけられ、背中を押される。こういう繊細さが求められる役は上手いなぁ。

宮島健さんは元サーカス団員という役。だからという訳ではないけれど、外見から
は想像できない(失礼)身の軽さにはびっくりだ。

しかし、お馬鹿ちゃんな頭では、ちょっと難しい作品でした。途中、意識を失うこと
数回。原作を読んで、もう少し台詞を理解してみたいなぁ。
あと、時代背景とキリスト教についてもね。
放送禁止用語が沢山出てきたので、テレビ放送はまずありえないと思うし。

1幕1時間45分。休憩たったの15分。2幕1時間40分。で、カーテンコール
長いですよね~。しかも小劇場の椅子は…硬い。絶対に長時間座るようには出来
ていませんてばーっ。

この後、『ジーザス・クライスト・スーパースター』を当日券狙いで観に行こうと企んで
居たのだけれど…時間的に合わず。初台から浜松町まで15分じゃ行けません。
そんな訳で、次週頑張るわっ!

市村正親

岡本健一

中嶋しゅう、たかお鷹、花王おさむ、大鷹明良、宮島 健、武岡淳一、小田 豊、
久保酎吉、二瓶鮫一

明星真由美、野々村のん、岡 寛恵

伊藤 総、粟野史浩

木場勝己



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『夏の夜の夢』2007年6月17日(日)PM1:00 新国立劇場中ホール [演劇のこと]

 『レ・ミゼラブル』『ベガーズ・オペラ』でお馴染み、ジョン・ケアード氏の演出です。
日本ではミュージカル以外の演出はされていないというのは、意外でした。
この後、鹿賀さん主演の『錦繍』も控えています。奥様も日本の方(今井麻緒子さ
ん、レミッズ出演中)ですし、これをご縁にもっと彼の演出したストレートプレイが観
てみたいなぁ…と思ってしまいます。

 この日は、千秋楽ということもあって?客席も豪華。
今拓哉さん、鹿賀さん、青井陽治さんを見かけました。どうやら奥様の音無さんや
娘さんも居たようです。ロビーでは翻訳の松岡和子さんのお姿も発見。

 さて、肝心の舞台は…休憩20分を含めて3時間10分があっという間に過ぎてし
まいました。今回の舞台は、原作に忠実でカットしている部分が無いそうですが、ス
ピーディな進行にまったく飽きることなく、あっという間に終わってしまった感じで、本
当につかの間の夢を見ていたみたい。

 シーシアス、オーベロンの村井国夫さん。当初、この役には江守徹さんがキャステ
ィングされていたのですが、ご病気により降板されてしまったので、代わりに大抜擢。
村井さんとヒポリタ、ティターニアを演じる麻美れいさんとのツーショットは実に絵に
なります♪
ダンディなのにお茶目な部分も兼ね備え、どこをとっても素敵でございました。
彼に仕えている妖精達は今流行のヒップホップダンサー風で格好良かったです。
村井さんもちょこっと踊ってくださいました。

 麻美さんは、ティターニアがとてもキュート。ロバ頭のボトムにベタ惚れする時の面白
さといったら…(*^_^*)。高貴な雰囲気もきちんと出せる方だし…すごいわぁ。
そしてバレエのロングチュチュの様な衣装からチラッと垣間見れるおみ足の綺麗なこ
と。思わずうっとり。
彼女に仕えている妖精たちは…豆の花の神田沙也加ちゃん(可愛かったです。が、
歌の歌詞がもう少しはっきり聞こえると良いんだけど…)を筆頭に個性的な雰囲気の
メンバーズ。ちょっと太めな蟻の精を演じたJuNGLEさんが憎めないキャラで、何故か
目で追ってしまいました。端っこで結構細かく演じているんですよ~、これがまた。男
性ダンサーを抱えて舞台袖に戻っていったり、ラブラブなシーンもあったり。楽しかっ
たです。

 パック役はチョウソンハさん。この方も何か人を惹きつけるものを持っています。8日
にどうやら怪我をしてしまったらしく、片腕パックになっていましたが、とてもキレのある
動きをされていました。片腕でこれなのですから、両腕パックは一体どれくらい機敏な
のか…。何度か舞台でお目にかかっていた彼ですが、お気に入りに入れておこう。
2幕目冒頭で、村井オーベロンに突っ込まれるシーンがあるのですが、村井さんがパ
ックの上着をぺローンとはずしてしまったため、「着せて…」と目で訴えるのが可愛い。
「ああ…自分じゃ着られないのね(激しい動きをしても耐えられるようにマジックテープ
で止めてあった様です)」と直してあげる村井さんでした。

 ライサンダーとディミートリアスはちょっと似たようなキャラです。もう少しタイプの違う
役者だったら個性が更に見えて良かったかも。というより、後述の女性陣のエネルギ
ーが凄すぎた…?!

 ハーミアの宮菜穂子さん。躍動感いっぱいでキュートな役作り。こんなに元気いっぱ
いのハーミアはなかなか居ないわ。最近、あちこちの舞台によく出演されています。歌
も歌えるし、動けるし(側転は得意なんんですね…これも良く目にします)、可愛い役も
落ち着いた役も出来そう。応援してます。

 ヘレナの小山萌子さん。私は初見ですが、長身でハツラツとコミカルに演じていたの
でつい見入ってしまいました。名前を覚えておこう。

 職人6人衆は個性派揃いで文句なしに面白い。ボトムを演じた吉村直さんが塩見三
省さんとイメージがダブってしまっていましたが(笑)
 フルートを演じた水野栄治さん。不本意ながら女役に命じられ…頬紅をまぁるく塗って
演じる姿は何故か忘れられない。裏声で台詞も発するので、ちょっと『ラ・カージュ・オ・
フォール』に出演していた時を思い出していました。ちなみに開幕前に緞帳に映し出され
ていた『夏の夜の夢』の文字は彼のもの。そして、2幕目が始まるときは柴一平さんのも
のに。皆さん、才能が他にもおありなんですね。羨ましいです。
 ボトムのロパも可愛い~。耳も目も口元もきちんと動きました。仕掛けがバレバレなの
も、それはそれで…。

 舞台美術も良かったです。冒頭は真っ白な館。木々の木漏れ陽を表現した照明が綺
麗。国立劇場の奥行きのある舞台を活かして、盆が回るとガラリと雰囲気が一変…螺
旋階段と鉄パイプ?そして数々のオブジェを散りばめた無機質な黒い森が現れます。
妖精たちが、その中を自在に動き回ると次第に森が息づいてくるのが不思議。ここは照
明さんのテクもあるのかなーっ。そして、パックは自らの妖精耳を外し(欲しいです、妖精
耳。外すときにポンッって音がしていました)ながら最後の台詞を、述べるシーンはこれま
た一変し、現実的な舞台裏の風景へ。

 衣装は…意外と奇を狙わないデザインでした。しかし、人間の若者が森をさ迷うときの
衣装がパジャマだったのはちょっと残念。ハーミアはまぁネグリジェのような感じだったの
でヨシとしても…。パジャマをアテネの服装(オーベロン曰く)と理解するのはちょっと苦し
い。しかも他の衣装とのバランスから見てもちょっと違和感。でも、アテネの服装ってど
んなの?まっ、パジャマではないことは確かね。
そして、足元がごっつい靴(最近の舞台ではよく見かける)なのもどうしてかなぁ~と思っ
たら、これはパンフレットに答えが書いてあって、春を迎える時期なのにまだ地面がぬか
るんでいるから、という理由らしい。ここは納得。

音楽は生バンドによる演奏。

こんな贅沢な舞台なのに低料金なのはさすが国立劇場ならではです。

カーテンコールの時に、沙也加ちゃんや宮さんは涙してました。村井さんからは千秋楽ご
挨拶がありました。私は代役ですからと…(笑)
2009年に今のカンパニーで再演の噂もあります。あくまでも噂です…。実現したら嬉しい
な。

出演:村井国夫、麻実れい、チョウソンハ、細見大輔、石母田史朗、小山萌子、宮菜穂子、
青山達三、大島宇三郎、吉村直、大滝寛、小嶋尚樹、酒向芳、水野栄治、神田沙也加、
松田尚子、JuNGLE、坂上真倫、森川次朗、一弾丸、柴一平、西田健二

作:シェイクスピア 翻訳:松岡和子 演出:ジョン・ケアード 
美術・衣裳・ヘアメイク:スー・ブレイン 照明:中川隆一 
音楽:イロ―ナ・セカッチ 音楽監督:久米大作 
音響:黒野 尚 振付:広崎うらん 

パンフレットは800円。もう少し読み物が欲しかったかも。


シェイクスピア全集 (4) 夏の夜の夢・間違いの喜劇


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